おいしい火山2007/10/08 20:15

娘が連休中、課題図書、「せかいいちおいしい火山」を読んでいた。

チョコレートやココア、アイスクリームを使って火山を作ろう! 食いしんぼうの火山学者、林信太郎先生が、数々のおいしい実験を通じて火山のしくみをやさしく説明している。

これは、やらないわけにはいかないだろう。

実験1:カステラ二枚を準備。一方に、ココアを振りかけておく。カステラを斜めにし、霧吹きで牛乳をかけると、ココアは地滑りを起こし、土石流となる。実験後食べる。=おいしい!

実験2:山の形のアイスクリームの上に、熱いご飯をのせてしばらく待つ。すると、上部が溶けて、土石の混じった表層なだれ発生!実験後食べる。=おいしい!

実験3:コーラを3分の一飲み、ふたに穴を開けて強く振る。とたんに、コーラが激しく噴出。火山の噴火の原理実験である。実験の前後ともおいしい!

実験4:板に穴を開けテイッシュでふさいでおく。穴の上に、アルミで輪を作り、水あめでぴたりと接着する。輪の中に練乳を入れ、上からバンホーテンココアをたっぷりかける。

テイッシュをとると、練乳が下に落ちていく。すると目の前に現れたのは美しいカルデラ!これも、ココアと練乳と水あめを混ぜて、おいし~くいただきました!

火山の原理が分かった上に、おいしくて二重の喜び。これはぜったいやらなくちゃ!

おかるの一日2007/10/09 20:33

「今日一日、おらはなじょしてすごしたんだべ・・」おかるは、考えた。

ダイエット中だから、朝ごはんは軽めに・・と思ったところで、きのう実家近くの店で、嬉々として買い求めたパンが目に入った。

甘めのパンに苺クリームとカステラがはさんである。高校時代に食べた懐かしのパン。

一口かじったそうべえが「うまいもんじゃないな」と、のたまう。

「あたしゃ、思い出を食べてるんだよ!」おかるは言い放ち、そうべえの無理解への苛立ちとともに、目に前のパンを2個、腹に収めてしまう。

銀行に用足し。原稿読み。パソコンに向かってちょっとだけ文章の推敲。明日の講演の準備。

昼過ぎ、青紫蘇の実をもいで、塩漬けにする。保存ビンは、亡き姑さんの代から決まっている、月桂冠のワンカップの瓶。

北海道、仙台、東京へ産直米の発送。ペリカン便のおじさんに、運賃を払う。10円足りなくておおあわて。

おくみちゃんのところで生協の共同購入荷物を受け取る。大急ぎで焼いた熱々の薩摩芋ケーキもお土産に持っていく。

晩御飯の準備を早めに済ます。

近所の子どもに、「ねこふんじゃった」を教える。

業務連絡で牛舎へ。獣医さんと挨拶。

ちょっと控えめの予定が、結局晩御飯も腹いっぱい。

離れへと歩く道々、漂う金木犀の香りを胸いっぱい吸い込む。

ブログ書き。お風呂に入り、一応体重計に上ってみる。

老眼をこすりながら読書。明日のご飯をセット。大いびきをかきながら、眠る。

こんな一日を過ごした、おかる。良い夢を見れますように!

講演2007/10/10 20:55

今日は、市内のK小学校へ講演へ。

演題は、「読書と子育て」について。

来春入学する未就学児童の検診につきそう、お母さんたちへの講演である。

若いお母さん達に囲まれて、おかるのしなびきった(?)心も、息を吹き返した。

*写真:植木鉢カバーが、エジプトのヒエログリフであることに、感動しました!

そうべえ、危機一髪!2007/10/11 21:01

「こんなになっちまった・・・」

と、そうべえがズボンをたくし上げると、太ももや脛に、赤い擦り傷とあざが・・!

「お前さん、どうしたんだい!?」

目をむくおかるに、そうべえ事の顛末を語って聞かせた。

そうべえ、生まれたばかりの子牛が柵の外に出ているのに気づく。押し込んでやってもよかったが、子牛を抱き上げ、部屋に入る。とたんに、興奮した母牛にドンと突き飛ばされ、仰向けにひっくり返ったそうべえの上を、体重400キロの牛が、2度も踏みつけて行ったという。

「もう、あの時は決まったかと思った・・」そうべえも、今生きているのが奇跡とでも言いたげ。

「牛に踏まれて、この程度済むとはねえ!?」おかるも絶句。

「あいつらも、加減して全体重はかけないんだな」そうべえも、ため息。

(おらの亭主になんつうことするんだや!)おかる、憤懣やりきれなく牛舎に駆けつけ、下手人の顔にカメラを向けた。

とたんに、母牛はおかるに向かって突進し、目の前でブフア!と鼻息を鳴らして見せた。

おかるも、迫力に気おされ、ひっくり返りそうになる。

しかたなく、すごすご牛舎から引き上げた。

夜に牛舎に行くと、そうべえ、例の母牛にかいがいしく藁を食わせていた。

「こいつ、子牛を守ろうとする本能が強いタイプなんだなあ・・」

おかる、そうべえの言葉に、牛飼いの冷静さと慈悲を感じたのであった。

季節風2007/10/12 20:08

同人誌、季節風に作品が掲載された。

題名は、「いなご」。

稲刈りを手伝う農家の子どものお話だ。

自分が見聞きしたこと、考えたことをそのまま描いたようなもの。

もう一歩、その外に踏み出したい気もするが、今は、ひたすら自分の足元を書いていこうと思う。

ありがたい作品評。自分の分はもちろんのこと、他の方たちのものも丹念に読み返した。

君の名は・・・2007/10/13 20:26

隣のS市に、ちょこちょこ用足しに行く。

必ず目に飛び込んでくるのが、道路沿いの理容店。

こじんまりとした店で、玄関ガラスに、髪を整えたビフォーアフターのイラストが描いてある。

アフターが、サングラスにリーゼントなのが、ちょっとお茶目。

ちなみに、そうべえ行きつけの理容店は「銀座」という。

店の名前には、店主の哲学と願いがこめられているのだろう。

ちょっと気になる理容店。その名も、「ハンサム」。

「お前さん、ハンサムに行ってみな」

「これ以上、ハンサムになれってか!?」と、そうべえが言ったかどうかはちゃちゃんのちゃん!

優勝への階段2007/10/14 20:13

今日は地区民運動会。

会場は、山の上の小学校だ。

駐車場から階段を上っていく。その数162段!

毎年、これがおかるにとって体力テストを兼ねている。

小学生のの子ども達が、「99.100.101・・・・」と数えながら登っていく声につられ、なんとか120段まで一気に登った。

しかし、ここで心臓バクバクに耐え切れず、一休み。長いため息をついたあと、ようやく校庭へたどり着いた。

おかるの所属する地区は、そうべえ参加のムカデ競走も2位と絶好の滑りだし。

その後も、競技ごとに1位を重ねていく。

おかるの出場する「いっしょういっぱい」は、コップを持って走りバケツから組んだ水を一升瓶にいっぱいにするリレー競技。

プレッシャーを感じながら2順目、ついにおかる、アンカーとなる。

必死にコップの水を注ぐと、目の前には「ゴールのテープ」がおかるを待っていた。

運動会では、常にびりから1等賞のおかる。

テープを切っての1等賞は、超気持ち良い!