妖精ピリリとの三日間 ― 2010/02/05 22:43
西美音さんの「妖精ピリリとの三日間」を読む。
昨年の、第26回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作だ。
周りの人にはかわいい妖精に見えているのに、主人公には巨大セミにしか見えないギャップが、物語を面白くかつ深いものにしている。
人はみんな別の景色を見ている。でも、その中で共感を確かめながら、互いの関係を築き上げていく。
妖精と別れるクライマックスは、美しくもせつない。(文章もうらやましいほど巧い!)
子供たちが引き込まれること間違いなしの、SFファンタジーです。
*西さんのブログ「峰猫屋敷」も、ユーモアがちりばめられていて、とても面白いです。http://blog.goo.ne.jp/three_cats
昨年の、第26回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作だ。
周りの人にはかわいい妖精に見えているのに、主人公には巨大セミにしか見えないギャップが、物語を面白くかつ深いものにしている。
人はみんな別の景色を見ている。でも、その中で共感を確かめながら、互いの関係を築き上げていく。
妖精と別れるクライマックスは、美しくもせつない。(文章もうらやましいほど巧い!)
子供たちが引き込まれること間違いなしの、SFファンタジーです。
*西さんのブログ「峰猫屋敷」も、ユーモアがちりばめられていて、とても面白いです。http://blog.goo.ne.jp/three_cats
「牛太郎・・・」を、紹介していただきました。ありがとうございます!
コメント
_ 西 美音 ― 2010/02/06 20:52
_ どじょう ― 2010/02/07 08:31
>西美音様 どじょうにとって西様の文章は、きらりと光るユーモアと文章センスが随所にあって心地よく読ませていただきました。
蜂猫屋敷におじゃまして、やっぱり!と思いました。猫ぷくさんとは、ネットで声かけしていただきました。ご縁がありましたね。
蜂猫屋敷におじゃまして、やっぱり!と思いました。猫ぷくさんとは、ネットで声かけしていただきました。ご縁がありましたね。
嬉しいです。
本の出版のにあたり、何度も自分の文章を読みなおしましたが、そのたびに、たら~りたらりと汗が滴る思いでした。
巧くないんです。全然。
文章を書くのは、難しいですね。
牛太郎、本当に面白かったです。
これからも、どじょうさんの作品を楽しみにしています。