お知らせ2011/12/15 15:55

漆原智良先生が、16日(金)NHK総合テレビ①に出演されます。
「おはよう日本」全国放送:午前4時30分~5時ころ。
ご著書の絵本:「童話のどうぶつえん」が舞台です。
お楽しみに~!
*首都圏ネットでもご覧になれます。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/net/report/20111208.html

やまなし2011/12/15 16:48

実家のおとやんから、やまなしをもらいました。
毎日の日課にしている散歩の山道で、見つけたと言います。
鼻を近づけてみると、たしかに、梨の甘い香りがします。
かじってみると、酸味がじゅっと口に広がったと思うと、すぐにやさしい甘みが浮き上がってきました。
面白いことに、野生種らしく堅めの果肉が、がちがちと歯に当たりました。
やまなしを飲み込むと、たちまち、心の中に幻燈の青い光が差し込んできました。
川いっぱいに広がるやまなしの香りに大喜びをしたカニの親子のように、私までカプカプ笑いたくなりました。

行って2011/12/15 17:01

「まだ津波の現場を見たことがない」というおとやんを、亘理~新地へと案内しました。
「現場はやっぱりテレビと全然違うな・・・」
おかるも舌を巻く博識のおとやんですが、現場の厳しさに、改めて衝撃を受けたそううです。
夕べ、たまたまEテレの「宮沢賢治:銀河鉄道の夜」をみました。
賢治も、没する3年前に、三陸津波の悲劇のあとを目の当たりにしたそうです。
番組の後半、「雨にも負けず」が出てきたのですが、「南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい]の「行って」を、講師が高く評価していたのが印象に残りました。
「現場に行くこと」・・その重要性を「行動主義」とあらわしていました。
震災から9か月が過ぎましたが、被災地の現場では、まだまだ1日1日をどう生きるのかで苦しんでいます。
現場に足を運び、実際に見ていただければ、本当にありがたいと思います。
*写真は瓦礫の山。こんな山が、海岸に沿って、延々と続いています。