天空の欠片2007/03/26 17:51

実家で、ラピスラズリの原石を拝んできた。

ラピスラズリ。日本名を青金石。化学式:(Na,Ca)8(S,SO4,Cl)2(Al6Si6O24)

アフガニスタンで産出され、遠く、エジプトの王侯貴族に珍重された。

かの有名なツタンカーメンの金色のマスクににも、ラピスラズリが鮮やかな青色を添えている。

ロマンチックなたとえで、「天空のかけら」とも呼ばれる。

藍色(天藍石:ラズライト)に金(黄鉄鉱)や白(方解石)が星のように散って見えるからだ。

この丸く磨ぎをかけたラピスラズリ。なんだか、見覚えがあるような・・。

「これ、地球だよ」息子が言う。

なるほど、グーグルアースでおなじみの、地球の映像に良く似ている。白は雲。金色は陸地。正面の大陸は、さしずめアメリカあたりか?

宮沢賢治は、自然の中に「十力の金剛石」を見つけた。

エジプトとアフガンルートの古代ロマンを包括する、小さな地球、ラピスラズリ。

賢治が手にしたら、どんな物語が生まれるだろうか。