どじょう日記

朝、ミズ刈りに山へ行った。

すると、先日刈って、そのまま藪に置き忘れたミズの束を発見した。

刈ったミズはたちまちしおれてしまうのに、藪の上に横たわったミズは、葉も生き生きとしたままだ。

湿気をたっぷり含んだ山の空気が、ミズに生気を吹き込んでいるような、不思議な感覚がした。

昼過ぎから所要で、仙台へ出かける。

定禅寺通りで、ジャスフェステイバルが行われていた。

ジャスは残念ながら苦手な部類だが、街の中に生の音楽があふれるのも、気持ちの良いものだ。

山と街で、それぞれに発見があって、ちょっと、得した気分。