平家ボタル2009/07/10 21:51

昨日は無理をして仙台に行ったが、左の足が痛んで、夕方にはびっこをひく状態に・・・。

晩御飯を終え、足を引きずりながら母屋を出ると、折からの風に押されるように、すいっと目の前を光が流れた。

蛍だ。

ちょうど犬のえさをやり終えて、娘も母屋の坂を下りてきた。

「蛍がいたよ」と教えると、「行こうよ」という。

足は痛んだが、家の前の田んぼへ蛍を見に行った。

いまどき、携帯という便利な道具がある。「おとうさんもよぼうか?」と娘。

暗やみの中に点滅する、本のわずかな小さな光・・。

「呼ぶほどでもないか・・」と、思い直し、帰り道をずるずる行くと、道の上に蛍が光っていた。

もう、弱っているらしく、手にとってもあまり動かない。

「おとうさんに見せられるね」そのまま、娘が手に包み、家に連れて帰った。

今は、ひっそり静かな・・・平家ボタルの季節。

鳥居2009/07/12 19:54

くるまで山道を走っていたら、道路と田んぼの境に、赤い鳥居を発見。

それが、高さ30センチほどのミニチュア番。

ずいぶん信心深い人が居るのだな・・と思っていたら、この鳥居が点々と続いている。

そういえば、ゴミ捨て防止に鳥居をおくことがあるという話をテレビで見たのを思い出した。

かつて、豊作を願う農始めの松飾の脇に、コーラの空き缶が打ち捨てられているのを発見して、愕然としたことがあった。

その時はマジで、空き缶を捨てた罰当たりには米は食べさせたくない!と思った。

鳥居の脇にゴミを捨てるものが・・・・いませんように。

メルヘン2009/07/13 20:26

直売所のお仲間、Sさんは珍しい品種を作るのがお好き!

毎月通信を出しているが、先月の生産者コーナーにも出ていただいた。

いくつかの質問に答える形式で、生産者の人となりや考えなどを紹介するもの。

良いところ・・・・超プラス思考。

困ったところ・・無し!

欠点無しと言いきれるSさん、すごいなあ~。

今回Sさんにより出品されたカボチャは、その名も「メルヘン」。

ガッツみなぎる風貌と「メルヘン」のとりあわせが、なんともキュート。

さっそく、購入した。

おかるが「ビビデバビデブー」と唱えると、カボチャの馬車に!じゃなくて・・・甘~いバター煮に変わりましたとさ。

梅ジュースよ・・・2009/07/14 20:17

日中熱いな・と思っても、夜には肌がけ布団が離せない。

今日も一日、なんとか七部袖で過ごしてしまった。

明日の予報を見てびっくり!

34度ですって?

どじょうの煮つけが出来上がるかも・・。

暑さを乗り切るために、青梅にハチミツで梅ジュースを作った。

梅ジュースよ・・、どじょうにパワーを与えたまえ!

34度!2009/07/15 10:03

朝、山の中を通り抜けたら、目の前を獣が走り去った。

細身の体に長いシッポ。

鹿のような身のこなしは・・狐!

小さな興奮を胸に、広い国道に出た。

すると,ラインの上にはハート型の雲。

狐が夢のような雲を見せてくれたのかな?

今日の気温は、34度! 煮付けになりました・・。

季節風のお仲間、やぎ叔父様が、ブックレビューで、本の紹介をしてくださいました。ありがとうございます!
http://www.justmystage.com/home/yagisan/

手あり、手無し2009/07/16 22:29

ただ今、手無しに続いて、手ありがまっさかり。

ササギの名前である。

手・・とは、つるのこと。

にょきっと畑からはえたササギ本体の、枝になるのが手無し。

支柱につるを張って伸びるのが、手あり。

つるを「手」と呼ぶところが、キュートだな。

写真は、手ありのササギ。ただ今、我が家の主力商品です。

魔法の花2009/07/17 20:09

実家のおとやんに会いに行った。

珍しいものを見せてくれると言う。

えごの木から採取したものだが、一見花に見える。

だが、待てよ。エゴの花なら、リンゴの花のような白くかわいらしい花が、枝から鈴なりにさがるのであった。

ではいったいこれは。何?

エゴノネコアシアブラムシの幼虫が冬芽に寄生してできた虫こぶだという。

虫の出すホルモンによって変身した冬芽。

何ゆえに、わざわざ花の形になるのだろう・・。

おとやんの疑問ン、おかるも賛同する。

月並みな答えだが、神様がそうしたかったから?・・・だろうか。