季節風103号2010/07/11 15:06



同人誌季節風103号に、農業ルポ第3回「食育?否 食農教育」を掲載していただいた。

巷で取り上げられる「食育」に、農家の立場から現場報告も絡めて書いた。

ルポに関しては、非農家の人たちにどこまでわかってもらえるのか、えらそうに書いていいのかといった、迷いや遠慮もあった。

そこをずばりと見抜かれたのだろう・・後藤先生からは、「物足りない。もっと過激でも良いのです」と背中をぐいと押すメールを頂いた。

後藤先生からは「おれはつぶれ百姓だから、農業を書く人には特に厳しいんだ」と言われたことがあり、奮起したことがあった。

後藤竜二先生の講評も最後となった、103号でした。

コメント

_ のみのみ ― 2010/07/11 18:47

素晴らしいルポを拝読いたしました。
「本当の値段」という言葉が、重く胸にのしかかります。
「経費を含めた、本当の値段」というものを、今、日本人は忘れてしまい、うわべの安さを追求するあまり、自分の首を絞めていると思います。
それは、第一次産業はもちろんのこと、第二次産業のメーカー品でも、第三次産業によるエネルギーやサービスの享受に関しても。
どじょうさんのように、「現場」の人が声を上げて下さることが、どんなに大切で心強いことか!
感謝申し上げたい気持ちです。

ところで…(小さな声で)…報告を。
もう、どじょうさんにはご縁がないであろう「公募ガイド」の8月号「prize & winner」のコーナーで、拙文と写真を掲載して戴きました。
ご無沙汰しているどじょうさんにちらりと見て戴き、のみのみを懐かしんで頂けたらなあと思った次第です。
よろしくお願い致します。

_ どじょう ― 2010/07/12 07:06

>のみのみさん 読んでくださったのですか!ありがとうございます。もっと、精進いたします。

まあ!公募ガイドに~!F章受賞者の言葉ですね。さっそく、本屋さんに行きますね。

_ saffi ― 2010/07/13 02:17

どじょうさま
私も拝読しました。後藤さんの期待されていたどじょうさま、どうかがんばって農業を書き続けていただけますよう。

のみのみさま
日本児童文学の見返し、拝見しました。おめでとうございます。8月上旬ご出版とのこと、ぜひ拝読させていただきます。公募ガイドも見ますね!

_ どじょう ― 2010/07/13 14:40

>SAFFIさん ありがとうございます。「ななのおへそ」も、拝読しました。なんだか、読んでいる間中、おへそがむずむずします。ななの描写がいいですね~!へりくつ言いであまのじゃくのお姉ちゃんななに、共感できました。味わいのある作品ですね!

_ saffi ― 2010/07/13 15:18

どじょうさま
読んでくださったのですか、お忙しいのにご感想もありがとうございます。今号は本当に大切にとっておきたいですね。

_ りえ子 ― 2010/07/13 16:31

私はいつも一番に読んでます。
後藤さんは、期待する人ほど厳しいことをいう人でした。
どじょうさんの連載は、後藤さんの遺産だと思ってます。

_ どじょう ― 2010/07/13 17:50

>SAFFIさん SAFFIさんの個性が出ている文章だともいます。
本当ですね。103号、大切にしたいです!

>りえ子様 わあ・・!感激のコメント、ありがとうございます!
後藤先生の農業に対する想いを、「風景」を読むごとに痛感しています。何十年も前の北海道の農村風景も、私の現実と、いまだ重なる部分が多いのです。
りえ子様のお言葉に、勇気をいただきました。
本当に、ありがとうございます。

トラックバック