震災3か月目に2011/06/11 20:48

震災から、はや3か月が過ぎました。
ここ角田でも、壊れた道路や瓦屋根の修理も、ずいぶん進んできました。
今日、全国各地で反原発デモが行われました。
福島では、多くの人が故郷を追われ、家族はバラバラになり、警戒区域には立ち入ることさえできません。
その地には、たくさんの農民もいました。
同じ農民の立場として、家畜を手放し、土地を追われた農民の無念さを思わずにいられません。
原発は、確かに膨大なエネルギーを私たちに提供してくれました。
一方、今回の事故は、原発が人間の手に負えない技術であることを、明らかにしました。
さらに、使用済み核燃料は、行先もなく、日本の中にたまり続けています。
私たちは、未来の子どもたちの背中に、おそろしい廃棄物を背負わせることに目を塞ぎ、エネルギーを浪費しているのだ・・ということを、あらためて気づかされた事故でした。
私の故郷の福島は、世界の「フクシマ」になりました。
原発は、仮面をかぶった原爆です。
震災3か月目に、切に願います。
原発推進!?・・・・もう、やめましょう!