十力の金剛石2011/05/07 20:13


毎日、サウナのようなビニールハウスの中で、苗に水をかけています
葉先にコロコロとした露玉をかざった苗たちに囲まれていると、(十力の金剛石)を手に入れたように、うれしくなります。

ステイビー2011/04/20 15:57



朝早く、のんびり草を食む牛の姿・・・?いいえ、ちがいます・・。
夜のうちに、子牛のステービーが脱走したのだ。
彼は盲目。どうやって部屋に戻そうか、そうべえと考え込んだ。
運よく、彼はおかるの声を覚えている。
手袋をおっっぱい代わりに吸わせながら、とことこと移動。
ただ今哺乳中のサブの部屋に、急遽同居させてもらうことになった。
ちょっと哀れなのは、サブ。でっかいお兄ちゃんの出現に、部屋の中で固まっている。
頼むから、仲よくしてくれよ~!

サブ2011/04/16 15:52

子牛の名前は、サブ。
ちょっと問題児で、母牛から乳を飲む事ができず、哺乳することになった。


問題なのは、なかなか本能のスイッチが入らず、乳首をかんでばかりで、(吸う)ということができないことだった。
散々、苦労した挙句、夕べになってやっと(吸う)ことを覚えた。
去り際に、サブが「メ~」と鳴いた。それは、やっと、本能のスイッチが入った証しだ。
そして今朝、牛小屋に行ってびっくり!サブがいない。
離れた牛舎の、お兄ちゃん牛たちの牛房で遊んでおった。
そうべえが後ろ足を持って、前足だけで一輪車でも押すように、もといた牛小屋までサブを歩かせる。
珍妙な格好に、大笑いだった。
「この血筋はどうも、頑固で脱走癖があるんだよな・・」と、そうべえ。
れ?そんな人間、そこかにいたような・・。

ありがとうございます2011/03/22 15:22


庭にクロッカスが咲きました。ほっとします。
午後は、雑誌に寄稿する原稿を8割がた書きました。
PCに向かっていると、そうべえが、「すごいもの!」と、ビニール袋を差し出しました。
土曜から郵便が届くようになっていたのです。
なんと、あぐりっとで募集していたエッセイの、応募が30通以上も!!
ありがとうございます。
本当にうれしいです。何よりの応援になりました!!!

仙台へ2011/03/19 19:45


物資不足が続く日々。
直売所は、被災3日目から開いたが、連日長蛇の列で売るものがなくなり、2時間ほどで閉店になってしまう。
かねてからつながりのある、仙台のマンションへ、野菜や米などをトラックに積んで届けた。
そうべえと、あぐりっとのメンバー3人で出かけたが、「よくきてくれた」と感謝されたとのこと。
野菜も品薄で、3倍に値上がりしているという。
あぐりっとの百姓は、こんなときだからこそ、今まで通りの値段で販売している。
農民として、今やるべきことをする。

公募ガイド4月号2011/03/10 20:05


公募ガイド4月号が発売になりました。
P71に、直売所の(農と食べ物の物語ミニエッセイ募集」は掲載されています。
何とうれしいことに、店内の写真まで!
ミニエッセイ、あぐりっと広報部一同、心からお待ちしております。

*久しぶりに購入した公募ガイド。
「昔に比べて、判が大きくなったんじゃないの?」とそうべえ。
おかるが、毎月楽しみに購読していたのを、ちゃ~んと知っていたんですねえ。
今回は「作家として死ぬために、アマチュア時代にやっておくべきこと」という、すごい特集も組まれています!
「作家」として作品を生み出していくのだ、と最近になって心を決めた、おかるでございます。
公募ガイド様に再会し、初心に帰ってがんばります!

採血2011/03/09 20:36

がまんしなされ!
4月の中旬に、牛たちを隣町の放牧場へ預ける。
その前に、血液検査で健康チェック。
獣医さんのやり方には理論が通っていて、牛は尻尾を上げられると動けない。
さらに、しっぽの付け根に動脈があるので、そこからチュッと採決する。
この子たちが放牧される頃は、春本番。
種まきも終わっているころだな・・。

*がんばって書いた。(おかげで、体の右半分がみりみり・・)
草稿160枚まで到達して、なんとか構成はできた。
これを明日は、みっちり推敲する。