文殊の知恵2009/09/12 07:25

久しく続いた晴天も、今日は朝から雨。

昨日一日、直売所の増築工事でクタクタのそうべえ、「今日はゆっくり休むぞ~!」と、気合いが入る?

「どうぞ、お休みくださいませ・・・」

ということは、朝からまったりお茶を飲んで、あれこれ話す余裕があるということ。

土曜の朝は、朝日新聞にBEという付録紙がついてくる。ふと目に留まって、思い出したことを口にしてみる。

「おら、この間、Beのおかげで長年の疑問が解けたんよ」

「ほう?」

「建築中のビルにでっかいクレーンが乗ってっぺ?あれ、どうやってあんな高いことさ重いもん上げていけるかってことよ」

「ふむふむ」

「支柱を継ぎ足しながら、尺取虫のようにあがっていくんだと。解体するときは中型のクレーンを引き上げ、解体した大型クレーンのをおろし、次に小型クレーンを引き上げそれで中型クレーンをおろし、最後は解体した小型クレーンをエレベーターでおろすんだと」

「それでも、ビルの上には、運びきれない部分が残っているそうだぞ」

なあんだ、そうべえ、知ってたの?

「それにしても、頭の良い人がいるもんだな。頭の中どうなってんだべな」おかる、しきりに感心。

「ひとりじゃないだろ?」そうべえ、けろっと言う。

「え?」

「現場でああでもない、こうでもない、と皆で考え出したんだろ」

そっかあ・・・世の中は、みんなの知恵が結集して動いているんだよね。
文殊の知恵なんだよね。

昼前には雨も上がり、休むはずだったそうべえ、、再び増築の現場へ・・・。

百姓の文殊の知恵が、まさに現場を動かしています。

*季節風のお仲間「おおぎやなぎ」さんが、超難関の児童文学ファンタジー大賞で、大賞無しの佳作入賞ゲットされました。

必ずビッグな賞をおとりになるはず、と思っていました。

おめでとうございます!!!!