おかるは山へ2010/10/07 19:42



おかるは、そうべえの言いつけで、山さミョウガ゙とりに。
落ち葉でフカフカになった道を行くと、ミョウガがどっさり出ていた。
静まり返った山の中に、小枝を足で踏みしめる音が、プキ!と短く鳴くように響く。
イノシシに会いませんように・・と、背中に神経を張り巡らしながら、ミョウガを手折る。
山の恵、ありがたくいただき~ます。
昨夜、最終の新幹線で、東京での就活面接を終えた息子が帰ってきた。
労をねぎらうために、昼にはらこ飯を炊いて、根城に送り出した。
手の中から飛び出して、遠くへと羽ばたく姿は頼もしい。と、同時にちょっぴりさびしい。
そんなこんなで、創作はちょっぴり。明日は、挽回します!

金木犀2010/10/08 20:16


あたりに、金木犀の香りが満ちている。
書きかけの原稿を見つめながら、ぼ~っとしたり考え込んだり、そんなことをしているうちに、抱えていた問題の小さな糸口が見つかった。
まるで、金木犀の花が落ちる時のように、ぽろぽろと見つかった。
見つかってみると、あっけない。
それでも、考え続けたからなのだな・・思う。
午後から市内の小学校で、講演に行く。楽しかったです!

きらきら宝石箱2010/10/09 15:26



アンソロジー「きらきら宝石箱:プリンセスがいっぱい」[ぶんけい堂)に、お友達のSAFFIさんの「前世うらない」が収録されています。
力のある筋立てで、ぐいぐい引き込まれます。面白かったです!
同じく「同時リーズ:夢とあこがれがいっぱい」には、仙台在住の椋鳩十賞受賞作家ROKUさまの「バラ縁の魔女」が掲載されています。
ROKU様ならではの洗練されたファンタジー仕立てのお話。
憧れるなあ…こういう世界、ROKU様の作り出す魔法です。
表紙もキュートで、女の子なら手に取りたくなりますね。
おふたりとも、おめでとうございます!

*短編を一つ推敲終わらせる。もう一つの短編の構想を練る。いつまでにこれを終わらせて・・と、予定も立ててみる。(計画倒れになるなよ!と、自分に喝!)

焼きいちじく2010/10/10 17:40

今日は、直売所でイチジクを買い求めた。
甘く煮て、毎日ヨーグルトの入れて食べるぞ~と、おかるは、はりきった。
お昼の支度をしながら、ことこと煮た。イチジクから湧き出してくる、紫がかった煮汁がなんともいえない味わい。これはたのしみだ。
でも、今日は原稿をがんばる日。
また夕方煮ようと、火をけし、離れに行ってPCとにらめっこ。
夕方前に母屋に行って、愕然!
イチジクの鍋がまっ黒焦げ。中にあるのは、焼きイチジクじゃ~!
おらもぼけたかな・・と思いつつ、外に出ると、畑からじっちゃんが「いやいや、大失敗!」とやってくる。
「煮詰めといてやっぺと思って火をつけたが、ほかの仕事しているすきに、やっちまった~」と、いう。
焼き栗はうまかったけど、焼きイチジクはさすがにね~・・。くすん。
まずは焦げを削って、もう一度仕切り直しだ~!

ランチ2010/10/11 17:03


汗ばむような晴天の日、午前の早いうちから、次女と仙台へ出かけた。
お昼は、アーケード街からはなれたところにある、長女おすすめの小さなお店で、ランチをいただく。
気分転換もがっちりしたところで、帰ってから原稿の見直しにとりかかる。
なんてへたなんだろう・・・と落ち込んだり、自分の書いた話に引き込まれたり(作者だから感情移入するのは当たり前かも・・)。
すらすら力がほしい…今日でした。

煮いちじく2010/10/12 16:59


すったもんだで暮れて行った日…。
本日、めでたく光ファイバーが開通いたしました。
こんな田舎にも、やってきたんですねえ。文明の波が…。
でも、工事にたっぷり2時間。加えて、自分で初期設定もしなければいけないしで、疲れました。
光に翻弄されただけで終わってはなりません。
工事の間、原稿の見直しを進め、読み込みもしました。
開通後は、いちじくも煮たし、明日からのエネルギー源にしま~す。

季節風104号2010/10/13 22:53



季節風104号が届く。
後藤竜二氏追悼号の文字と、裳色のカバーが切ない。
追悼文や後藤先生の書かれた文章を読むと、たちまち涙腺が緩んでくる。
掲載していただいた農業ルポ最終回は、「林業の日々」。
日本の森林の現状について、好きなように書かせていただいた。
天国の後藤先生、執筆の機会を与えてくださって、本当にありがとうございました。
「ちっともよくないなあ」とぴしゃりといっていただいたこと。「よくかいてくれたな」と、励ましてくださったこと。心に刻んでいきたい。、
東北オフのお仲間、敦子さんの詩「ごびのげんき」に、にやりとさせられた。
大会までもう少し。
集まってくる原稿の読み込みも楽しい。
*短編の骨子ができた。あと一ひねりほしい。ひたすら考え続けよう。