買花2013/05/21 18:20

午後から、おとやんに会いに福島に行きました。
途中の山道は、紫色の藤の花が盛りです。
長女が「このあたりの山は荒れてるんだね」と言った通りです。

福島の庭には、牡丹の花が美しく咲いていました。
おとやん、さっそく、唐詩を読んでくれました。

白楽天(白居易): 買花

 帝城春欲暮 喧喧車馬度 共道牡丹時 相隨買花去
 貴賤無常價 酬直看花數 灼灼百朵紅 戔戔五束素
 上張幄幕庇 旁織笆籬護 水灑復泥封 移來色如故
 家家習為俗 人人迷不悟 有一田舍翁 偶來買花處
 低頭獨長嘆 此嘆無人喻 一叢深色花 十戶中人賦

最後の部分は、おかるにも良~く分かります。
イオンに寄り、1万円もするブラウスを見て、「うちの米何キロ分だべ~」と長嘆してきたばかりですから^_^;