光のこと ― 2013/02/28 21:30
越水先生が、宮下恵茉さんの「ガチャ☆ガチャGOTCHA」森川成美さんの「くものちゅいえこ」といっしょに、語りつぎ絵本1巻を紹介してくださいました。
1巻には、ささきありさんの「どろ水がふき出した」もおさめられています。
「りょうくんと子牛の光」の、子牛の物語は、私自身の体験です。
月明かりの美しい夜、元気な子牛が生まれました。
越水先生が、「光」と名前を付けてくれました。
けれども、まもなく大震災があり、光は運動場で動かなくなっていました。
停電で灯りもない真っ暗闇の中、夫と二人で、光の亡骸を引きずって片づけました。
心が鉛のように重く、悲しみも辛さもぼんやりとしか感じられない、不思議な夜でした。
震災で、多くの家畜の命も奪われました。
今を生きる命を次代に手渡すために、前をむいて行かなければ・・と思います。
越水先生、光に愛をありがとうございました!
http://d.hatena.ne.jp/rieko-k/20130228
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