緩衝土産2007/09/18 20:45

おかるは、朝から用足し三昧。午前中も決着がつかず、お昼も家にもどれなかった。

やっと家に帰ると、どっと疲れが出た。が、また、用足しへ方々を走る。

夕方一息ついて携帯を見ると、メール着信1通あり。

メールを開けて凍りついた。

「いっぷくたのむ」・・・そうべえからだった。

そういえば、今日は牛の爪きりの日。すっかり頭から吹き飛んで、一服のお茶だしも忘れていたのだ。

晩御飯の用意をしていると、そうべえが牛小屋から引き上げてきた。

「ごめんにょ・・・メール気がつかなかったんにょ・・・」おそるおそる言葉をかける。

「知らん振りしてたんだろうよ」と、冷たい言葉がおかるにふりかかる。

そこへ、息子が旅の土産を解いて見せた。

めずらしいパスタやマカロニ、オリーブオイルに、お菓子などなど。

たちまち、空気は氷解し穏やかなものとなる。

さて、その息子は、あさってには大学にもどる。

偉大なる緩衝を失う寂しさが、ふとおかるを感傷的な心持にさせるのであった。

コメント

_ がまりん ― 2007/09/19 17:11

そうべえさんもさぞや喉が渇かれた事でしょう。

でも、そんなことってありますよね。

つかれたときは喉をうるおす水分もさることながら、やっぱりおかるさんの可愛い顔をみたいのでありんすよ(^o^)
きゃっ!このやろ!もう、ご馳走様。
って、一人で何を興奮してるんじゃろ・・・・

_ どじょう ― 2007/09/19 21:06

>がまさん  そうべえも、すでにあきらめの境地かな?そういえば今日は大変でしたね。でも、前向きに考えられるがまさん、さうがだ~!

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