アオスジアゲハ2008/08/10 21:00

庭先に、おかるの大好きな蝶が舞い降りた。

しばしの間、たまり水で給水。

夏の青い空を、羽の中に写し取って舞う、アオスジアゲハ。

*夜、久しぶりに集結した子どもたち3人が、旅の話をしている。

息子は、電車を乗り継いで金沢へ行くという。

時刻表とにらっめこで、なんとか最短で到着する方法を思案中。

あさってから二人で旅に出る娘たちは、夕方買って来たばかりの”るるぶ”をのんびり眺めている。

「で?スケジュール決まったの?」おかる,気をもん長女に尋ねる。

「何にも・・。そうだあ、駅でレンタカー借りようかな・」と、あいかわらずの~んびりの答え。

「せっかく旅に行くんだもの、あそことここを何時まで見て、何に乗り継いでって・・・普通、きっちりスケジュール立てるんじゃないの?ぎゃおぎゃおぎゃお・・・」

あれやこれやと心配するおかるに、息子が横からぼつり。

「いいんじゃないの。迷子になったり失敗したって・・。旅なんだから・・」

「旅なんだから?!」

「そう、旅なんだから・・」

おかる、神妙。

自分の中の「こんなのありえない!神話」に、またひとつ楔を打ち込まれました。