どじょう日記

昨日は長女が根城に戻った。

今日は、息子が戻っていった。

加えて、末娘も合宿に旅立ち、家のに中はからんとした空気が漂っている。

そうべえ、おかる、じっちゃんの、しずかなしずかな晩御飯。

ふと、おかる、息子のお土産のあんころ餅が残っていることに気づいた。

箱の中には、あんころ餅が４つ。

「最後の一個はじゃんけんにすっぺな！」

るんるんで、4つのうち3個のあんころ餅に楊枝を立てる。

じっちゃん、「ど～れ」と、あんころ餅をひとつ手にとった。

おもむろに、もうひとつを串刺しにし、あわせて2個ぱくりと食べちゃった～！

（おらがじゃんけんに勝って、残りの一個を楽しく食べるはずだっただよ～！）

おかるの心の叫びは、じっちゃんには聞こえない・・。

からん・・・・。

おとといの晩は、娘らも息子もみんな一緒に、楽しくあんころ餅を食べたっけ。

おかるは離れに戻ると、ひとりで、ひっそり、正真正銘の最後の1個を食べた。