だんごさし2012/01/14 14:54

今日は、だんごさしの日です。
だんご飾りを作り、そうべえに、神棚に飾ってもらいました。
例年この日は大忙し。「かきもち」と「あかつきがゆ」もいっしょに作るからです。
「かきもち」は、餅に砂糖やゴマ、卵などを合わせて、これを薄く切って風乾させ、油で揚げる、冬のおやつです。
「あかつきがゆ」は、塩味の小豆粥に、飾り用のだんごもちをいれて、食します。
今年は、ちょっとだけ、気合の入り具合が足りません。
実は、じっちゃんがお餅が大好きで、台所で餅を作っていると、茶の間からちょこちょこ様子を見に来たものでした。
体中から、「たのしみだな~」という、うきうきとしたオーラが出ているのです。
出来上がった餅はじっちゃんに味見をしてもらい「今年はなかなかだな・・」とか「塩味がちっと足りねんでねえか?」などと言われるのが恒例行事だったのでした。
自分の代で、こんな伝統行事も終わりかな…と思ったり、もしかしたら娘が昔を懐かしんで受け継いでくれるかな・・と思ったり。
でも、一番大事なのは、「楽しみに待っていてくれる人」なんだなあ・・と、つくづく思いました。
モチ(餅!?)ベーションが続くかは、今後のそうべえに、期待したいと思います。

コメント

_ タワシ ― 2012/01/14 21:03

☆一番大事なのは楽しみに待っていてくれる人☆・・・心に響く言葉です。
そうべいさんとなら、おかるさんの餅ベーションはずっと続くことと思います(^^)
それにしても何十年も?昔ながらの伝統行事をきちんと守っているおかるさん・・・えらい!

ところで「あかつきがゆ」って、福島でもありましたっけ??
私は福島の実家で食した記憶がないのです・・・(^^:)

_ どじょう ― 2012/01/15 08:38

>タワシさま 餅ベーション・・続くようにがんばりますっ!(*^。^*)
「あかつきがゆ」は、福島でも聞いたことがありませんでした。この部落の伝統なのかもしれません。ここの部落では14日の未明に、松明を片手に山の神社に登ってお参りをしたそうです。暁の頃に、団子を入れた「暁かゆ」を食べるのが楽しみだったそうです。昔の人は、生活を楽しむ知恵を凝らしていたのですね。

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