娘に会いに2007/05/23 20:12

そうべえと、丸森牧場へ行った。

我が家の牛を、こちらの町営牧場で預かってもらっている。

ところが、そのうち1頭の足の具合が悪いので、引き取りに来て欲しいとの連絡が入った。今日はその様子を確認に行ったのだ。

牧場へと車を進めるうちに、辺りの風景がどんどん変わっていく。

平地ではすっかり終わってしまった藤の花が、ちょうど咲き初めをむかえたところだ。

「見てみろ、緑の色が違うぞ」と、感心するそうべえ。

確かに山の木々は、まだ萌黄色を残している。牧場に近づくにつれ、季節の針を逆に進めたような感じに陥っていく。

広い牧場で、友だちの(?)牛と牧草を食む牛たち。

「我が家の牛は、どこにいるかなあ・・」

そうべえは、娘に会いに来た父親の気分かな?

問題の牛は、牛舎で静養中だった。右の後ろ足を痛めたようで、思いのほか具合は良くない。

管理人さんの話では、牧場に牛が集まると、ちょっとした興奮状態になるのか、騒いだ拍子に足を痛める牛が必ずいるそうだ。

「引取りにこなくちゃなるまいな・・」

そうべえは、もう少しの間の様子見をお願いして、牧場を後にした。

コメント

_ がまりん ― 2007/05/24 17:04

ほんとに牛ってデリケートなんですね。
私は相方のことを、時々牛のような目をしているな・・・と思ってみることがありますが、牛の瞳は、うるうるしていてきれいですね。

いえ~~~のろけじゃないですよぉ。

でも、たんぼも牛も・・・・・創作も,講演も・・・
どじょうさんは凄いです。
私もまだまだ、仕事の量が足りません。むむっ.

_ どじょう ― 2007/05/24 20:31

>がまりんさん
まあ!相方さんが牛のような瞳!?ぜひお会いしたいですわ。きっと、まつげも長いのでしょうねえ。

_ piano ― 2007/05/24 20:41

娘牛さんの足が早く治るといいですね。
たくさんのお友だちと暮らすのもいいけれど、我が家のほうが喜ぶかもしれませんね。

_ どじょう ― 2007/05/25 07:02

>ぴあのさん
ちょっと、お元気になられたようで、安心。
こんなとき、家族の支えってうれしいですよね。

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