長ネギをめぐる考察2008/11/12 17:05

寒い!昼はあったかいうどんに決定だ。

そういえば、長ネギがなかったっけ・・と、頭に浮かんだところで、畑から家にもどってきたじっちゃんと出くわす。

「じっちゃん、畑のネギとってきても良いけ?」

「いいけんどよ、どれ、今からおらが取ってきてやっぺ」、と、じっちゃん。

(はは~ん、じっちゃんはこの間長ネギの畑を定植しなおしたばかり。おかるに、植えなおした苗を引っこ抜かれてはたまらんのだろうな)

おかるも、ピピン!と来た。

でも、ちょうどレタスやら小松菜やらも、一緒に摘むつもりで意気込んできたのだ。

おかるだって、ネギの苗か食べごろかはわかります!と、一人勇み立つ。

「大丈夫だす!ぶっといの取れば良いんだべ?」

「んだが、んだば、畑の手前の、分けつしたやつを抜いてこいな」

「あい、ぶっといのだな?」

「うむ、畑の手前のやつな」

心配そうなじっちゃんを家に残し、おかる、畑に降り立つ。

青い青としたネギを見て、じっちゃんとの会話を思い出した。

まったくかみ合っていない会話であった・・・。

しばらく考えた結果、「畑の手前のぶっといネギ」を5本ばかり抜いた。

おかるは、深く考察した。

人間というものは、なかなか、自分の経験とボキャブラリーの壁を越えられないもんだな・・・。

いや、おかるだけだって?

あい、そうでした。はんせ~い!

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