冬よさらば ― 2010/05/08 22:07
良い天気!青空と、菜の花(なたね油をとる)の黄色がまぶしい!
「よもや、もう雪は降らねべね?」と、そうべえに念を押し、冬タイヤも脱いだ。
冬用のボアシーツもはがし、アクリル毛布とともに洗濯して押入れに収納した。
冬よ、さらば!(でも、まだ冬布団は残してあるのです。)
竹の子取り物語 ― 2010/05/09 16:35
道に転がる朽ちた竹に足をとられながら、そうべえじいさんが、唐鍬を背負って竹林の中を歩いておった。
広い山の中じゃて、おかるばあさんを呼ぶにも「ほう~い」と遠くに向かって声をはりあげねば、届かない。
おかるばあさんの役目は、取りごろの竹の子の近くに笹をさして、目印をつけることじゃ。
広い山の中じゃて、おかるばあさんを呼ぶにも「ほう~い」と遠くに向かって声をはりあげねば、届かない。
おかるばあさんの役目は、取りごろの竹の子の近くに笹をさして、目印をつけることじゃ。
そうべえじいさんは、竹の子の向きを読むと、鍬でまわりの土をよけ、「がつ!」と一振りで、掘り上げてしまう。
「たいしたもんだのう・・」と、おかるばあさんも、ほれぼれじゃ。
今日は、20本も取ったじゃろうか。
おかるばあさんは、ずしりと重い袋を引きずるようにして山を降り、きれいに洗って根元を切りそろえ、直売所に売りに行ったのじゃて。
山の中で、「はて、かぐや姫はどこにおるかいな?」と探してみたが、姫の代わりに、シャガの花がそれはたくさん咲きほこっておったんじゃと。(おしまい)
「たいしたもんだのう・・」と、おかるばあさんも、ほれぼれじゃ。
今日は、20本も取ったじゃろうか。
おかるばあさんは、ずしりと重い袋を引きずるようにして山を降り、きれいに洗って根元を切りそろえ、直売所に売りに行ったのじゃて。
山の中で、「はて、かぐや姫はどこにおるかいな?」と探してみたが、姫の代わりに、シャガの花がそれはたくさん咲きほこっておったんじゃと。(おしまい)
その名も ― 2010/05/10 22:33
直売所で、新しく商品のラインナップに加わったもの。
仙台のチーズ工房が手作りする、クリームチーズだ。
お酒のおつまみに適したプレーンと、バニラ風味のスイートとの2種類がある。
ネーミングも工房主の気持ちが出ている。
プレーンは「情熱」、スイートは「誘惑」。
おかるが買い求めたものはどちらかって!?
たはは・・甘い誘惑に負けました!
牧草ロール ― 2010/05/11 22:56
スイーツ好きの間では、クリームたっぷりのロールケーキが大人気という。
我が家の牛も、ロール大好きだよ!
田植え準備の合間を縫って、牧草ロール作りに大忙し。
雨の予報に追いまくられての仕事なので、ちょっと乾燥が足りず、ずしりと重い。
今年は、春先に雨が多かったせいか、例年になく収量も多かった。
お手伝いもたのんで、急ピッチで作業は進む。
干草の、いい香りが満ちています!
知らないと恥をかく世界の大問題 ― 2010/05/12 22:57
雨降りの肌寒い日。
少しずつ読んで来た、「知らないと恥をかく世界の大問題 池上彰著」を読み終える。
池上氏は、ニュースをわかりやすく解説してくれることで人気だ。
本書も、やさしい語り口でわかりやすく、世界情勢について解説してある。とても読みやすい。
個人的には、「ウズペキスタン」「トルメニクスタン」などの「スタン」は、「国」という意味であることが印象に残った。
「農業所得個別保障制度」についても、さらっとだが納得の触れられ方をしていて、好印象、
トウモロコシのバイオエネルギーの登場の背景解説では、ちょっと物足りないかな。投機マネーについても切り込んで欲しかった。
田舎に住もうとも、世界の流れと切り離して生きることが出来ないことを実感する1冊。
犯人はあいつだ! ― 2010/05/13 16:00
竹林の中に散乱する、食いかけの竹の子と皮。
やたらめたらと掘り返した跡もあり、現場の印象を一言で表すならば「めちゃくちゃ」。
犯人はあいつ、猪だ!
竹林は家の軒先でもある。そこまで、来ているということだ。
愛犬ハナちゃんよ、君は何をしとったのかね!? ほえもせず、ぼ~っとしとったのかいな?
でも、繋ぎの飼い犬を、興奮した猪がかみ殺したという噂も聞く。
ハナちゃんを責めてはいかん。
とりあえず、猪の食い残しを、いただきます・・・・。
水花火 ― 2010/05/14 16:11
猪が来たかと思えば、今日はザリガニだ~!!
玄関前の道路で、おかるを待っておった。
池から這い上がってきたのだろうが、こちらは水から遠ざかるばかりで方向が悪い。
よく見ると、猫にでもやられたのか、片腕を失っている。
さらによく見ると、腹の下にびっしりと子供をかかえていた。
このままでは、干からびてしまうのは目に見えている。
片腕を振り回して必死に抵抗するザリガニをつかみ、池に放り込んでやった。
ぽちゃん!と音ががして、ザリガニの赤い体が水の中に吸い込まれていく。
腹の下の子供たちが、花火のようにぱっとはじけ、水の中に散っていった。
玄関前の道路で、おかるを待っておった。
池から這い上がってきたのだろうが、こちらは水から遠ざかるばかりで方向が悪い。
よく見ると、猫にでもやられたのか、片腕を失っている。
さらによく見ると、腹の下にびっしりと子供をかかえていた。
このままでは、干からびてしまうのは目に見えている。
片腕を振り回して必死に抵抗するザリガニをつかみ、池に放り込んでやった。
ぽちゃん!と音ががして、ザリガニの赤い体が水の中に吸い込まれていく。
腹の下の子供たちが、花火のようにぱっとはじけ、水の中に散っていった。
小さな命たちは、ぴくぴくと体を伸縮させ、必死に泳いでいる。
美しいものを、見た。
美しいものを、見た。
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