手のかかる子2007/04/17 22:15

このところ、寒い日が続く。夜はファンヒーターのお世話にならずにいられないほど。

20日の種まきを控え、種モミを水に漬け、発芽を促進させようにも、この低温で芽の伸びはいまいちである。

農家仲間から、「芽出し保温機」なるものを借り受けた。サーモスタットで適温を維持し、水を循環させる。

ところが、肝心のヒーターが故障していた。やむなく、そうべえは、薪ボイラーで沸かしたお湯をバケツに汲み、保温機まで運ぶ。

重いバケツを両手に提げて一日に何度も往復する、大変な作業。

おかるが夜の10時に寄り合いから帰宅すると、暗がりの中をお湯を運搬するそうべえの姿・・。

昔は、風呂の残り湯に種モミをつけたそうだ。人間と一緒に、種モミがお風呂に入っていたとは、なんともほほえましい。

今年は、種もみの発芽段階から、ずいぶんと手間がかかった。

手のかかる子供ほど、かわいいというが、天候に恵まれて、米が伸び伸びと育ちますように!