どじょう日記

最近読んだ本です。
①ホッキョクグマの赤ちゃんを育てる　高橋うらら著

うらぴょんさまの新刊ですが、ホッキョクグマの子育ての生態や、置かれている環境（地温暖化）まで、広い範囲にわたって書き込まれています。
飼育員の方の苦労の中で、物音を遮断し真っ暗にして子育てを促すという発見は、北極の雪穴を想像して、なるほどと納得。
表紙の写真とレイアオウトがぱっと目を引きます。コグマの写真も、かわいいです！
東北オフで、取材時の裏話もお聞きしていたので、ぐぐっと感情移入して読みました。

②逢魔が時のものがたり　巣山ひろみ著

巣山ひろみさんの２作目ですが、文学的センスと語りが抜群です。
たそがれ時の、５つの不思議な物語が、最後に一つにまとまっていきます。
すごいわあ～。
巣山さん、これから、ファンタジー作家としてぐんぐん出てくると思います！

＊「チョコレートと青い空」は、海外に一歩踏み出しそうです。
台湾の出版社からオファーが来ているそうです。
どんな本になるのか、楽しみです。