桃源郷2007/04/18 20:25

実家のF市へ。

ここは、果物王国と呼ばれ、一年を通して、さくらんぼ、桃、梨、葡萄、柿の一大産地となっている。

峠を上り詰め、県境を越えたとたん、ぱっと目に飛び込む鮮やかなピンク!ピンク!

ちょうど桃の花のシーズンだった。盆地全体に、桜デンブを散らしたように、桃の花が真っ盛りだ。

まさに、桃源郷だ。

安い果物なら、海外からいくらでも手に入る。だが、この風景はどうだろうか?どんなに金を積み上げても、輸入することは出来ない。

農家の人たちの、たゆまない剪定や管理作業によって作り上げられた、至宝のような風景である。

スーパーの果物も、そこにあるのは単なる果実ではない。一個の果物の中に、たくさんの物語が詰まっているのだと思う。

コメント

_ がまりん ― 2007/04/19 06:41

おはようございます。
>盆地全体に、桜デンブを散らしたように、桃の花が真っ盛りだ。
>一個の果物の中に、たくさんの物語が詰まっているのだと思う。

どじょうさんならでわの素敵な表現、
好きです。
そうべえさんのやきもちされるかも、ですね(^o^)

_ どじょう ― 2007/04/19 08:43

がまさん
この季節にだけ見られる、それはそれは美しい風景なんですよ!写真では一部しかお見せできないのが残念。

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