蛍 ― 2007/06/12 20:54
最高気温が29度。暑い日となった。
昼に、冷たいそうめんをゆでて、皆の帰りを待つ。
ところが、じっちゃんが、帰ってこない。裏口には、昼前にじっちゃんが摘んできたえんどう豆がちゃんとおかれている。
12:30になった。おかるが裏口から辺りを見回すが、何の気配もない。
「この暑さでまさか、まさか具合でも・・?それとも山にカラ竹でも採りにいったんだべか?」
噂をするうち、12:45分。じっちゃんが、ひょいと蔵の前に現れた。
「たぶんこのペースじゃ、時間を間違えたんだな」
そうべえの予想通り。じっちゃんは、部屋に入るなり時計を見てゲッ!と驚く。
「腕時計が、1時間遅れてた・・・」
聞けばじっちゃんの時計は、最先端のエコドライブ式の電波時計。
「どうも、最近、遅れるんだな」
おかるは、じっちゃんに聞きたい言葉をぐっと飲み込んだ。
(じっちゃんの腹時計も1時間遅れていたことになるんだべか?)
暑さに誘われ、夜、そうべえとおかるは蛍探しのドライブに出かけた。
いつもの沢沿いに、蛍がひとつ二つと舞っている。
蛍のシーズンがいよいよ始まったようだ。
昼に、冷たいそうめんをゆでて、皆の帰りを待つ。
ところが、じっちゃんが、帰ってこない。裏口には、昼前にじっちゃんが摘んできたえんどう豆がちゃんとおかれている。
12:30になった。おかるが裏口から辺りを見回すが、何の気配もない。
「この暑さでまさか、まさか具合でも・・?それとも山にカラ竹でも採りにいったんだべか?」
噂をするうち、12:45分。じっちゃんが、ひょいと蔵の前に現れた。
「たぶんこのペースじゃ、時間を間違えたんだな」
そうべえの予想通り。じっちゃんは、部屋に入るなり時計を見てゲッ!と驚く。
「腕時計が、1時間遅れてた・・・」
聞けばじっちゃんの時計は、最先端のエコドライブ式の電波時計。
「どうも、最近、遅れるんだな」
おかるは、じっちゃんに聞きたい言葉をぐっと飲み込んだ。
(じっちゃんの腹時計も1時間遅れていたことになるんだべか?)
暑さに誘われ、夜、そうべえとおかるは蛍探しのドライブに出かけた。
いつもの沢沿いに、蛍がひとつ二つと舞っている。
蛍のシーズンがいよいよ始まったようだ。
最近のコメント