蛍の森コンサート2007/06/29 23:02

今日は、そうべえが中心になって進めた、蛍の森コンサートの日。

地元お寺の本堂で、アイリッシュハープの演奏会を行う。

深い森に囲まれ、せせらぎの音に包まれてのコンサートに、遠くは仙台から約100名が訪れた。

子供から高齢の方までの、幅広い聴衆のために対応したプログラムと、知的でチャーミングなトークに、しばし引き込まれる。

演奏者は、月の輪まりこさん。(本名です)。北アイルランドで、アイリッシュハープを学んだ。

トトロ、アイルランド民謡、浜辺の歌、千と千尋の神隠し、ホタル、ホタルの光、星に願いをなどなど・・そして、極めつけは、ジュピター。

美しい音楽に酔いしれたあとは、すぐそばのせせらぎへ皆でホタル探し。

あいにく、ピークは過ぎていたが、希望者を募って少し離れた、ホタルの穴場へ移動。

山間の田んぼや、小川のわきの森の中に舞い飛ぶホタルの姿に、歓声を上げた。

そうべえ、ごくろうさん!

アンドレ・ワッツ2007/06/01 21:04

夕方、アンドレ・ワッツのピアノコンサートへ。

かつて、ダイナミックで超絶技巧の演奏でならしたワッツが、60歳の”巨匠”として来日公演。

演目は、バッハのコラール前奏曲を2曲、モーツアルトのロンドを2曲、ベートーベンのピアノソナタを1曲。その後、ドビュッシー、リスト、ショパンと続く。

「プログラムは、このへんまで進んだのかや?」とそうべえ。

「あのなす、ピアノソナタは、1楽章、2楽章3楽章の3曲から出来てるから、今、ベートーベンが終わったとこだっす」

「んだが・・。それにしても、唸るのは西洋の主流だべか」

確かに、演奏とともに洩れきこえる鼻歌?トルコ人演奏家のファジルサイも唄いながら弾いてたっけ。

足を踏み鳴らし体全体を使っての、迫力の演奏に圧倒されて、贅沢な時間は過ぎていった。

家に帰り、車から降りる。

そうべえとおかるを包む、黒い闇と静寂。

きこえるのは、池に水が落ちる音とかえるの合唱、時々牛の鳴き声。

そうべえが、ぽつりと言った。

「まさに、田園交響曲だな!」

おっと!だれかそうべえに座布団一枚やっとくれ!