花の色はうつりにけりな2012/04/27 20:36

今日は曇天にいくらかの降雨もありました。
桜は満開をすぎ、花の中に、ところどころに黄緑色の若葉がのぞいています。
それにしても、いつも白っぽいイメージだった桜の花が、薄紅色に染まって美しいこと!
「今年は、桜の色がきれいだねえ」と感嘆すると、そばにいた次女がぼそり。
「おかあさん、知らないの?桜の花は日が進むにつれてどんどん色が濃くなっているんだよ」
次女は、さらにもうします。
「テーブルの上の桜も、どんどん色が濃くなってるじゃん」
テーブルの上の桜とは、次女が散歩の帰りに、道に落ちていた小枝を拾ってきて、瓶にさしておいたもの・・。
毎日間近に見ているのに、色の変化に気が付かないとは、なんと節穴の目なのでしょう・・・・。
確かに、桜の花は、満開を過ぎると、紅色が濃くなるそうです。
何も知らないできたことを恥ずかしいと思うと同時に、知らないことがわかるようになるのも、人生の楽しみだと・・思うことにしました。

コメント

_ 農婦 ― 2012/04/27 22:34

花びらの色が濃くなっていくのは、水分が蒸発して濃縮されるのでしょうか?あるいは縮んで濃く見えるのでしょうか?気づきませんでした。長く生きられるって素晴らしいことです。いたずらに浮世をすごしてはいけませんね。

_ どじょう ― 2012/04/29 08:19

>農婦様 年によって、桜の花の色も違うようです。今年の桜は、冬の寒さが特に厳しかったために、花の色の成分が、濃かったのかもしれませんね。色々、気づきがあるって、楽しいです。

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